2012/03/08先物取引 商品先物取引(ガソリン,灯油)に関する裁判例 最近は原油の値動きが盛んですね。以前にもそんな時期がありました。そこで,その頃のガソリン,灯油の先物取引に関する裁判例(東京地裁平成20年6月30日判決)をご紹介します。 まず事案の概要ですが, 当時63歳の個人(原告)が,新日本商品株式会...
2012/03/01金融商品取引法 AIJ投資顧問株式会社の問題と金融商品取引法について 平成24年2月24日付けで金融庁よりAIJ投資顧問株式会社に対して,業務停止命令や業務改善命令の行政処分がなされました。事件の全貌は調査中ということですが,当該行政処分の根拠となった金融商品取引法52条について少し述べてみたいと思います。 ...
2012/02/23デリバティブ取引 為替デリバティブと銀行融資 数多くの中小企業が,融資先である金融機関から,為替デリバティブ取引を勧められています。 融資を受けている関係や日頃の担当者との付き合いなどもあって,断るのが難しいことや担当者の無責任な勧誘文句(絶対大丈夫,損はしませんよ,こんな円高になるは...
2012/02/14先物取引 外国為替証拠金取引(FX取引)と裁判管轄 インターネットを利用して外国為替証拠金取引(FX取引)を行っている方も多いのではないでしょうか。 FX取引は,少額の証拠金で,レバレッジをきかせて,より大きな金額の取引を行うもので(今は倍率規制もなされましたけど),ハイリスク・ハイリターン...
2012/02/09デリバティブ取引 為替デリバティブ契約解約と中途解約清算金 前回のブログでも少し書きましたが,為替デリバティブ契約は原則として中途解約ができないという契約内容でありつつも,販売会社(金融機関)が了解すれば,購入者が中途解約清算金を支払った上で,解約できるという形になっていることが一般的といえます。 ...
2012/01/29デリバティブ取引 デリバティブ取引による損害 前回はEB債についてブログを書きましたが、今回はEB債のような仕組債を含めてデリバティブ(金融派生商品)取引について少し書いてみます(というのも、「為替デリバティブ訴訟」に関する講演依頼があったため。)。 デリバティブ取引の中でも、為替デリ...
2012/01/23デリバティブ取引 他社株転換条項付社債(EB債)による損害について 今回は,EB債(販売会社が使用している名称としては,他社株転換条項付社債,他社株転換可能社債等々の名称だったりします。)について少し書かせていただきます。 EB債の仕組みとしては,シンプルに言えば,ある個別株式の銘柄(一般的には,有名な国内...
2012/01/23 講演会及び賀詞交換会が行われました 去る1月20日、六本木ヒルズクラブにおいて、弊事務所主催の講演会及び賀詞交換会が行われました。 講演会では、音声認識技術の最先端を行く株式会社アドバンスト・メディア(マザース上場企業)の鈴木社長からお話を伺いました。 演題は「ソフトコミュニ...
2011/12/26先物取引 先物取引の初心者保護・悪質業者の手口 先物取引という取引は,複雑で,リスクも大きい取引です。 商品先物取引法215条は,「商品先物取引業者は,顧客の知識,経験,財産の状況及び商品取引契約を締結する目的に照らして不適当と認められる勧誘を行つて委託者等の保護に欠け,又は欠けることと...
2011/11/16先物取引 金の先物取引被害と白金の先物取引被害 最近は,金の価格が目立った動きをしているせいか,金の先物取引を巡る被害相談が増えているように感じます(少なくとも当職のところに来る相談としては増えています。)。加えて,金(ゴールド)の先物取引をやっている方は,業者から白金(プラチナ)の先物...
2011/10/27先物取引 先物取引被害と消費者契約法③ 前々回と前回の続きです。 今回は,消費者契約法により契約の取り消しを主張するのはいつまでか,というお話をします。 この点については,消費者契約法7条1項が定めています。「追認することをできる時から6箇月間行わないときは,時効によって消滅する...
2011/10/25先物取引 先物取引被害と消費者契約法② 前回からの続きです。先物取引被害に適用される消費者契約法についてのブログです。 <不利益事実の不告知> 消費者契約法4条2項は,事業者が消費者に対して,重要事項やそれに関連する事項についてその消費者の利益となることを告げ,かつ,当該重要事項...