今回も、グローバルに展開するスタートアップ・アクセラレータFounder Instituteが紹介する記事の中から、起業家の方またはこれから起業家を目指す方におすすめの情報を紹介します。
Founder Institute(FI)は2009年にシリコンバレーで立ち上げられた、起業家のスタートアップ立ち上げを支援するグローバルなアクセラレータです。古田弁護士がディレクターを務めるFI東京チャプターは、今年8月に2015春セメスターの卒業式が行われました。その詳細については、古田弁護士のブログをご覧ください。
今回の紹介テーマ
- 創業ブランドの土台を作るシンプルなテンプレート
- 弁護士ブログ更新情報
創業ブランドの土台を作るシンプルなテンプレート
古田 |
創業ブランドの基礎を作り上げることはとても重要なことなのに、多くの起業家が怠るテーマです。
ブランドがあれば、自分から人財、顧客、取引先、メディアなどにお願いしにいかなくたって、それが向こうからやってきます。
Carter Laren (Co-founder and Managing Partner of Gateway Incubator and Co-Director of the San Francisco Founder Institute) さんが、12月7日に、ファウンダーインスティテュートの共同ブログ"ポストしたブランドの基礎作りに役立つテンプレートを紹介します。
テンプレートのダウンロード
テンプレートの解説
- 左側が項目で、右はサンプルです。どうやらこのサンプルはある映画をモチーフにしているようですね。
- このテンプレートを満たすために、半日は費やしてください。
- 創業チームメンバーがいるなら、議論して決めてください。
- ここで決めたことは、その後のあなたのビジネスプランとともに長い間影響を与えるでしょう。
参考
A Simple Template to Build Your Startup's Brand Foundation
いくつかのポイント
- 一旦作った後で、あなたが「目的」を「ビジョン」に、「習慣」を「ミッション」あるいは「ゴール」に改名したければ、あるいは何にでも変更して結構です。
- 目的には夢を持たせてください。「既存のコストを削減する会社」では楽しくありません。
- 不可能と思われる目標を掲げましょう。
- 「皆」に売りません。あなたが皆に売ろうとするならば誰も買いません。
- 顧客の定義は、大衆から絞っていくのではなく、1人の人をイメージすることから始めましょう。
- 自分の会社を人と見做してペルソナを作り、チームで共有しましょう。
弁護士ブログ更新情報
株主総会報告(古田利雄)
11月27日、株式会社トランザクション(東証1部7818)の定時株主総会に取締役として出席しました。株主様からの質問に対して社長が答えたストーリーが興味深いので紹介します。ビジネスプランの企画、実行をされている方には参考になると思います。