ファウンダーインスティテュート東京第1期の卒業生 貞許さんのポストをシェアします。
彼は、狭き門を潜り抜け、シリコンバレーで行われたファウンダーラボに参加しました。
ファウンダーラボは、次のURLのとおり:http://fi.co/posts/15631
(同ページをざっくり訳すと、、)
・ファウンダーラボ2015春 4大陸から15社を集めてキックオフ
「シリコンバレーで10日間にわたり、ピッチ、成長プランの改善や、ファウンダーと投資家のネットワーキングが行われる。
300社以上の応募の中から選りすぐられた食品、太陽エネルギー、ゲームなどの分野の革新的な製品を作った15社が、4大陸、6つの国から集まった。彼らの、起業家DNAテストの平均点は上位8%である。
彼らは朝晩トレーニングを行い、午後はシリコンバレーの著名企業で過ごし、翌週行われるファウンダーショーケースの準備を行う。そこには400もの投資家や最新テクノロジーの話を聞きに集まる。」
ファウンダーショーケースは、次のURLのとおり:http://www.foundershowcase.com/
貞許さんの会社は、BePathで、テクノロジーは、スマホ同士が相手の個人情報や端末のIPアドレスなどの情報を全く取得しないで、同社のウエブサイト上で、会話やチャットをすることができるというもので、特許出願も済んでいます。
以下、貞許さんからのポストの概要です。
>今回、アドバンストコースに参加して、世界中の卒業生などから選ばれた15人の猛者たちと、来週12日のファウンダーショーケースのピッチバトル登壇を目指して朝から夜中までしのぎを削ります。
毎日、15名の参加者は、3組に別れてVCやベンチャー創業者のメンタリングを受けたり、メガベンチャーのオフィスビジットを行います。チームは毎日入れ替わります。先輩から後輩に脈々と繋がっていく、シリコンバレーに根付くメンターシップのカルチャーは凄いなと思いました。
>ピッチについて学んだこと。
Entrepreneur's responsibility for a pitch:
- Keep it simple.
- Prove it to believe it.(How do you make me money??? Your audience is not a socialist, but a capitalist.)
If you cannot convince your audience, that's 100% your fault. Remember, 100%!!!
Language, contexts, background knowledge... everything doesn't matter. The matter is yourself!
>何百回と突っ込まれる、ビジネスピッチの核心部分。
Why you?
Why now??
How do you make me f*cking money???
Who pay you f*ckin money for your shit product ????
Value propositionの考え方はスーパーシンプルです。
I need it, so buy it.(pain killer)
I like it, and buy it.(others)
30秒で説明できないアイデアは本当に『shit』だと痛感させられます。
アイデアの価値はマイナス〜ゼロです。
disruptiveなテクノロジーパテントを抱えていない限りプラスになることはありません。
なぜなら、defensiveでないから。資本力のある強豪がマネするから。
インベスターの評価は次の順番です。
Traction(after seed stage)
Team
Market
Model (business model)
>Hot seat (pitch event) でも、一人一人、15-20分かけて凄い勢いでディスカッションします。
ボロクソに突っ込まれても、最後は"O.k., thanks. That's cool! "で、拍手で送り出してくれる。このカルチャーがU.S.のチャレンジを支えているんですね。
以上、貞許さんからでした。熱気を感じて、こっちまでやる気が出てきます。
ファウンダーインスティテュート2015 春学期(第2期生)は、明後日(5月13日)から始まります。この中から、来年のファウンダーラボへの出場者が少しでも多く出るようにしたいと思います。