『挫折のすすめ(副題:成功と誤算のネット起業家半生記)』を読んで

アントレプレナーベンチャー最近の話題

ベンチャー村の仲間である平石郁生さんの『挫折のすすめ(副題:成功と誤算のネット起業家半生記)』を読みました。

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000355.000005875.html

平石さんは、見た目はラフな格好をした金髪のおじさんなのですが(失礼!、僕の方が年上です。)、真面目、慎重、理屈っぽい、と思っていましたが、この半生記(反省記)を読んで、改めてその感を深くしました。

真面目、慎重、理屈っぽい、本なんて面白くないだろう、、、って? ところが、すごく面白くてあっと言う間に読んでしまいました。

今まで知らなかった彼の苦労や悩みも、リアルに感じとれました。それは同世代だということも多分にあると思います。

平石さんは、いつも人生はじめ物事に対する意味を真面目に探していると思っていましたが(いわゆるコダワリのあるタイプ)、両親を早めに亡くしたことなど背景が良くわかった気がします。

シリアルアントレプレナーとしての、成功と失敗と「起業家人生で学んだ11のこと」は、起業家、ファウンダー、そうなろうとする人には是非読んでほしい。

企業も人も「目的」を達成したら、陳腐化する。よって、「目的」の「再定義」が必要だ、という指摘は、企業や人が更に成長、前進するための重要ポイントです。この本を読むと、それを今すぐしなくちゃという気持ちになります。

この半生記によって、多いに反省させられました。僕にとっての反省記です。

Category:アントレプレナー , ベンチャー , 最近の話題

TAGS:ファウンダー , ベンチャー , 平石郁生 , 挫折のすすめ , 読書感想 , 起業家

著者
古田利雄>
古田利雄

主にベンチャー企業支援を中心に活動しています。上場ベンチャー企業、トランザクション、NGC、Canbas等の役員もしています。

その他のブログ記事

最新ブログ記事