昨晩、横濱の崎陽軒で、ヨットクラブの総会と懇親会があった。
崎陽軒のシュウマイ弁当は、たまに食べるが、本店でシュウマイを食べたことはなかった。
結構期待して行ったのだが、円卓に着いて献立を見たらシュウマイはコースに入っていなかった (T_T)
懇親会では、順番にマイクを持って担当委員会の活動や、近況の報告などがあったが、その中に、概ね次のようなスピーチがあった。
「 私は、半年程前に胃がんが見つかって、胃を全摘しました。
これまで、私は、クラブのイベントにあまり顔を出さず、葉山マリーナに行ってももっぱら自分の船と仲間と過ごしてました。なので、病気になって暇となり、一人でマリーナに行っても知り合いがいませんでした。
ゴルフでは、コースに来て、ゴルフはしないで、クラブハウスでメンバーと挨拶して、お茶して過ごすようなクラブライフがあります。
私は、海が好きなので、ヨットに乗れない日でも、ヨットクラブに来て、クラブのメンバーと時間を過ごしたいと思います。
自分の船のクルーだけでなく、クラブの皆さんと交流を深めたい。
クラブのイベントにも参加して、自分がお手伝いできることがあればしたいと思いっています。 」
大病して、自分にとって本当に大切なことに気付くことがある。
その人その人で大切にしたいものもそれぞれ異なる。
私たちは、大病する前に、それを考えるべきだ。
彼は身をもってそうしなさいと言ってくれた。