新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
当事務所は、以下の5名の新人弁護士を迎えました。
うち3名は、弁護士としては新人ですが、それぞれ社会経験は豊富で、「これをやりたい!」というテーマを持って弁護士になった人たちです。
昔話で恐縮ですが、私が司法試験に合格した昭和63年ころは、合格者のうち、まともに社会人として働いていたという人はほぼ皆無でした。受験生は、ロースクール制度もなく、一日中受験勉強をしていました。
この3名が得意分野を生かして活躍することは、ロースクール構想の多様な人材を法曹に取り入れるというテーマに通じるものなので、是非頑張って欲しいと思っており、私も多いに協力したいと思っています。
また、木村、柳田の両名はヤング(!)なので、しっかり鍛えたいと思っています。
弁護士は仕事をして少しづつ成長するものです。今後とも、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いします。
古田
弁護士 木村 佳生 滋賀県出身 26歳
この1月で26歳になり、弁護士としての第一歩をようやく踏み出すことができました。今年の自分にできることは、ただがむしゃらに目の前の仕事に取り組むこと、そしてそれを素朴な目線から、法律にそこまで詳しくない方々にもわかりやすく伝えることであると思っています。1年目だからこそできる方法で、依頼者の皆様に満足していただけるよう全力を尽くします。
また私は、法科大学院では、特に会社法、独占禁止法に力を入れて勉強をしてきました。その成果を業務に活かせるよう、さらに研鑽を重ねてまいります。
ビジネスの最前線で活躍されている企業の皆様とお会いできることをとても楽しみにしております。
弁護士 柳田 恭兵 埼玉県出身 27歳
私は、小学校4年時から野球を続けています。ポジションはファーストです。ファーストは、どんな送球であってもキャッチする力、打撃力が求められます。弁護士としても、依頼者の求めるものを正確にキャッチし、相手方の主張に対し柔軟かつ大胆に撃ち返す、ファーストのような存在でありたいと思っています。
クレア法律事務所では、ベンチャー企業支援をはじめとする会社法務全般に携わり、会社に寄り添い、その法的問題を根本から解決していくことにより、会社に関わる人々の多種多様な想いを、最大限に実現していきたいです。そのために、1つ1つの仕事に全力で取り組んで参ります(体力、気力には自信があります)。また将来は、倒産(企業再生)の専門性を獲得したいと考えています。
弁護士 藤武 寛之 大阪府出身 41歳
私は、大手クレジットカード会社のJCBで10年以上働いた後、弁護士となりました。
世間にはクレジットカードや電子マネーが溢れ、コンビニの商品棚にはゲームなどが買えるプリペイドカードがたくさんぶら下がっています。手軽に使える、でも、実は誰もその仕組みは知らない。わたしは、そのような仕組みを作り、動かす側の人間として長く働いてきました。
今後は、そのような私の経歴を活かし、あらゆる決済サービスに関連する分野でナンバーワンと言われる弁護士となりたいと思います。
弁護士 湯澤 正 東京都出身 42歳
日露ビジネスに関わる法律専門家を目指しています。
前職(野村総合研究所)で、2009年に、ロシアへの直接投資案件に関わりモスクワを訪れたことがきっかけで、ロシアに関心を持つようになりました。以来、モスクワの拠点運営サポート等の業務を通じ、また、現地に詳しい知人(民間人及び政府関係者)との出会いなどにも恵まれながら、ロシア案件を扱う基盤を整えてきました。ロシアにおいても、現地の人、社会、法制度の理解に努めることで必ずビジネスのチャンスは広がります。実感では、他のアジア諸国と比べてもロシアは親日です。
今後は、これまでの経験、ネットワークを活かし、数多くロシア案件を成功させたいと思っています。
弁護士 片田 義隆 茨城県出身 38歳
私は数年前まで、畜産業に従事し、肉豚の肥育をしていました。
言うまでもなく「食」とは「生きる」ことの根幹をなすものです。「いつ誰と何をどのように食すのか」を多種多様な選択肢から日々選択し続けることは、「自分の生き方」や「家族の在り方」などの選択をしていると言っても過言ではないと思います。その意味で、アグリビジネスとは、単に「食材」などを提供するビジネスに留まらず、「自分の生き方」「家族の在り方」などに関連する魅力ある商品、価値ある商品を開発提供し得る、面白いビジネスだと思います。
私は第一次産業出身の弁護士として、そのようなアグリビジネスの支援に尽力し、その発展に貢献していきたいと考えています。