火曜日の夜、北斗の拳の原作者である 武論尊さん、私、鈴木理晶で銀座に飲みに行った。
武論尊さんとは、練馬区つながりのご縁。
当事務所で待ち合わせて、私がたまに使う7丁目のロレックスの斜め向かいのビルにある小料理屋に向かう。
ヨットのクルーの外人がパネライのマーケティング担当マネージャーなのと、パネライがロレックスの隣にこの日オープンしたというので、料理屋に入る前にパネライに寄り、シャンパンをご馳走になった。
小料理屋では、カウンターの「コの字」部分に座り、佐藤を飲みながら、話を聞いた。
北斗の拳は、25年前に連載され始め、少年ジャンプが200万部から600万部のモンスターにジャンプするための原動力となった名作で、もちろん、私も毎週楽しみにしていた。
北斗の拳は、当初、現代という設定で原哲夫さんが構想されていたことや、北斗の兄弟の人物像が構想されていく過程など興味深かかった。
武論尊さんは、給料がもらえる高校=航空自衛隊少年隊に入隊し、そこで現実に小銃などの武器をばらしたり、撃ったりしていたという。それが最初のヒット作であった、ドーベルマン刑事で役に立ったそうだ。
また、航空自衛隊少年隊では、俺の空やサラリーマン金太郎の本宮ひろしさんと同級生だったという。
作家ならではの、洞察力、言葉の選び方でいまでも一ファンの私としては、大満足の夜だった(古田)。