当職が監査役をしているナノキャリアが、本日、東証マザースに株式上場しました。
ナノキャリアが開発している薬は、ガン細胞に対する殺傷効果が確認されている薬剤を、ナノサイズのカプセルに封じて、通常細胞のようにしっかりした構造になっていないガン細胞の組織にだけ届けるというもので、副作用を軽減しながら、投与量を高めることによってガンを根治することを目指すというとても夢のあるものです。
創薬ベンチャーをとりまく環境は非常に厳しく、株価の評価も厳しいものでした。
創薬には、研究、検査、倫理的な評価、許認可などの過程で長い時間がかかり、すぐに売上が望めるものではありませんが、ひとつの節目を越えて、さらにがんばっていければと思います。
皆さんの応援をお願いします。
古田