最近は未公開株を買いませんかという勧誘をして出資させて，結局株券も渡さないような詐欺的事件（未公開株商法）による被害が増加しています。
さらに気をつけなければいけないのが，その損害を受けた未公開株を買い取りますという連絡です。
この連絡は何だかんだ言って，買い取る前に，なぜか一定金額の振込みを要求します。そこで断れればいいのですが，１回振り込むと，要求はエスカレートしていき，よくわからないままに，違う未公開株を買わされたりするケースさえもあります。
そもそも，そんな連絡が来ること自体がおかしい出来事なのですが，未公開株で受けた損害を回復したいという被害者心理につけこんだもので，二次被害が広がっているのが現状です。
このようなケースでは，登場人物がたくさん出てきて（金融庁なら警察やら弁護士やらを名乗ってくる場合もあります。），色んなことを吹聴されてしまい，結局高額なお金を何度も支払ってしまうのです。
くれぐれもご注意ください！
２０１１年８月２６日
