慶應義塾大学の模擬株主総会

ベンチャー

10月29日,私は,昨年同様,『慶應義塾大学 大学院理工学研究科 アントレプレナー(DeNA)寄附講座 創業体験プログラム』に,大学院生たちが行う模擬株主総会に立ち会うという役割で参加しました。

このプログラムは,実際に事業計画や定款を作成し,設立登記もした上で,出資を募り,2日間の矢上祭(文化祭)でそれぞれの商品を販売し,貸借対照表や損益計算書も実際に作り(ちゃんと課税ルールもあります),監査を受けた後に,株主総会で利益を分配し,会社を解散するというもので,現実の株式会社の仕組みを学生がリアルに体験できる有意義なプログラムです。

株主である慶應ビジネススクールの人らから商売のやり方や売り上げ目標との違い等を厳しく指摘する場面があるなど,非常に盛り上がっており,経営者である学生のみならず投資家もハンズオンでやっていたということが伝わってきました。私も授業の最初と最後に僭越ながら株主総会の意義などについて説明をさせて頂きました。最後の村口さんからの質疑応答は予想していなかったので,冷や冷やしながら答えましたが,学生の皆様に株式会社の仕組みや株主総会の意義が少しでも伝わっていれば幸いです。
株式会社の一生を短期間で体験できることは通常できないことですので,本当に面白い企画だと思います。今後もこのような企画が続くことを願っています。NTVPの村口さん及び慶応大学理工学部の批々木先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。


[鈴木 俊]

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