本日10:00より,6月株主総会に向けてのナノキャリア模擬株主総会が行われました。
今年の3月5日に東京証券取引所マザーズに上場を果たしたナノキャリアは,今年が上場後初めての株主総会となります(詳しくはこちらをご覧下さい)。
上場前の株主総会と上場後の株主総会の大きな違いは,株主構成にあります。
上場前であれば,ナノキャリアと深い関わりがあり,ナノキャリアの事業内容を十分理解している株主がほとんどです。
しかし,上場後は,株主の層が広がり,ナノキャリアの事業内容を十分に理解していない人ももちろん出てきます。
そのような株主に,ナノテクノロジーを用いた医薬品の創出を手掛けるというナノキャリアの事業内容や経営理念をいかに理解してもらえるか,株主総会に満足してもらえるか。
そういった観点から,議長の議事の進め方や話し方,会場スタッフの働き方に至るまで,株主名簿管理人である中央三井信託銀行の担当者や,弁護士から厳しい指摘が多く出ました。
模擬株主の一人として参加させて頂いた私も,株主の満足度を高める上で実務上注意すべき点など,大変勉強になりました。
再度の模擬株主総会を経て,6月26日,第12回ナノキャリア定時株主総会が開催されます。
佐藤