2008年4月17日（木），毎月２回程度の割合で定期的に開催しているＦＡ勉強会がありました。
ＦＡ勉強会では，判例時報，ＮＢＬなどから業務に関連する問題をピックアップし，各担当者が発表後，疑問点などについて討論し，最新の知識の共有化を図るとともに，ニュースレターで情報を発信しています。
今回は，グループ会社間における独占禁止法上の優越的地位の濫用事例，取締役の解任に関する最高裁最新判例，株主総会招集通知に株主提案の議案の理由を要約することの違法性に関する裁判例，中国での商標無効に関する裁判などについて討論が行われました。
会社法303条・305条記載の株主提案権及び株主総会参考書類の交付を義務付けられていない株式会社における株主総会招集通知に記載する「議案の要領」については今まであまり議論されてこなかったことです。この株主提案権及び「議案の要領」に関する東京地裁の裁判例を含め，勉強会で取り上げられたトピックスの一部は，次回のニュースレターで配信する予定です。
今週のFA勉強会
